命 / 今日の花に水をあげる
2011年3月11日
東日本大震災で多くの命が失われた
2014年4月16日
韓国のセウォウル号沈没事故
2019年7月18日
京都アニメーション放火殺人事件
…
たくさんの若い命が消えてしまった
生き残るということが
何か使命を持って
生かされた訳ではないと思った
でなければ
亡くなった人はやるべきことが
なかったことになってしまう
そんなはずは絶対にない
いま命があるということを
厳かに受け止めたい
生きている自分に
何ができるのか
memento mori
ラテン語で
死を想え なんじの死を覚悟せよ
ということだそうだ
。。。。。。。。。。
「命よりも大切なものはない。
命が一番大事」とは考えない方がいい。
命が尊いことは確かですが、
「自分の命よりも大切なものがある」
と思った方が、私たちは幸せな人生を
送ることができるようです。
「命が何よりも大切」と考えてしまうと、
死はネガティブなもの(命の敵)になり、
あるときを境に
死におびえて生きることになります。
命よりも大切なものを見つけるために、
自分以外のもの、
内から外に関心を向けてください。
そうして見つけた役割や使命を
人生最後の瞬間までまっとうする。
つまり、明日この世を去るとしても、
今日の花に水をあげるのです。
樋野興夫1954 医学博士
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