「鹿の王」 上橋菜穂子

人はそれぞれの道を歩き、

行き着くところまできたら、

すべてがただ終わっていく。

報われずに消えていくこともある、

いくつもの命。

そんな物語です。

しかし私には、

己の生を正面から引き受け、

どうにかこうにか

生きようとする人たちの姿が、

とても美しく見えました。


上橋菜穂子 作家

「鹿の王」刊行に寄せて

 2014.12.29 朝日新聞

青空通信

双子の子育てや離婚、自分の成長、 他の方々から頂いた言葉、 出会った言葉を綴っています。

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