夢中になれるもの 篠田桃紅
人というものが、
どういうものであるか、
わからないから、
文学、芸術、哲学、
さまざまな活動をして、
人は模索しているのです。
なんでこんなことをやるのだろう、
ということを一生懸命に
やっているのです。
なにかに夢中になるものがないと、
人は生きていて、
なんだか頼りない。
なにかに夢中になっていたいのです。
それが、一番になりたい、
記録を更新したい、
という思いにもつながっていきます。
一つなにか自分が
夢中になれるものを持つと、
生きていて、
人は救われるのだろうと思います。
篠田桃紅
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