ゴミ
毎日のなみの散歩には
道々 他の犬の糞やら
ゴミやらを拾った
風で飴の包み紙などが
飛んで行ってしまったりして
自分のゴミが拾えないときは
3つ他のゴミを拾うことが
ルールだった
あまりテレビを見せなかった
颯爽と走ってゴミを集め歩く
ゴミブーブのおじさんは
3歳のふたりのヒーローだった
ある朝 寝坊して下りると
ふたりが口をポカンと開けて
デカレンジャーに見入っていた
流行りのBB弾ピストルも
買わなかった
厳しいお母さんだった
僕にとって自然とは、
自分の存在そのもの
といってもよいかもしれません。
小さな自分が大きな自然の一部なのだ、
という感覚は、
僕にとってもっとも
基本的なものだと思っています。
自然の声が聞こえなくなる、
という感覚の鈍化。
それは年々ヒトが自ら環境問題を
大きくしている理由の一つ
なのかもしれません。
その中で大切なことは、僕たちが、
大きな自然に対する感覚を
忘れないようにしながら、
小さな自分自身にできることを
実践していくことでしょう。
僕はヒトとして、いつも
自分で自分のゴミを処理したい
と思っています。
そんな小さな作業の中にも、
自然や環境を考えるきっかけがあります。
Magazin for WWF supporters 2007 5/6
岩合光昭
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