自分らしさ
「自分らしさ」を急いで見つけようとして、
子どもたちは、
手近な消費空間・情報空間を
さまよわされることになる。
「自己」とは長い時間をかけて
社会的に作られるものだ、ということを
子どもたちに理解してもらう必要がある。
学生時代に「自分とは」と悩んだ人が、
仕事に打ち込み、
家庭を持って一生懸命生きてきて、
ある時ふとかけがえのない
「自分らしさ」に気づく、といったことは
多くの大人が経験してきたはずである。
土井隆義1960 社会学者
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自分とは何者か?
自分の役割は何か?
自分の使命は何か?
その答えを得るためには、
集団の中で「自分」というものを知り、
一人になってとことん
考え抜かなければなりません。
自分の存在や役割や使命といったことは、
他の人と一緒にいるときには
考えられないからです。
樋野興夫1954 医学博士
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